技術と工期・総合インテリア |
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ホーム>メンテナンス方法のご紹介>カーペットのメンテナンス方法のご紹介
■日ごろのお手入れについて
週に2回は掃除機を丁寧にかけましょう。カーペットの毛並と逆方向にかければ、
毛足の根元の空気の通りが良くなり、細かいゴミやホコリを取るのに効果的です。
掃除機を使っても取れにくい毛髪や糸クズは、ガムテープ付ロール型掃除機を
使うときれいに取れます。
■月一回のお手入れについて
月一回の拭き掃除で、カーペットをよりきれいに保ちましょう。バケツ一杯のぬるま湯に
中性洗剤を溶かし、固く絞った雑巾で拭きます。拭いた後は、渇いた布で乾拭きし
風通しをよくしてください。ウール100%のカーペットならば、ウール用洗剤を使用すると
効果的です。
■年一回のお手入れについて(置敷・ラグ等)
天気の良い乾燥した日に半日ほど干し、軽く棒などで叩いて
ゴミやホコリを叩き出して下さい。
■ほつれの対策について
毛足がホツれたり、パイルが飛び出している時には、無理に引っ張らないで
周りと同じ高さにハサミで切り揃えて下さい。
■くぼみの対策について
机の置き跡などのくぼみが生じた時は、スチームアイロンの蒸気やお湯を
染み込ませたタオルをあてて、水分を与えて下さい。
その後15〜20cm位離したドライヤーの温風で乾かして下さい。
■焦げ跡の対策について
ウールならば歯ブラシで焦げた部分を落とす。化繊や穴が空いた場合などは、
部屋の隅や家具の下など目立たない部分の毛をハサミで切り、木工用ボンド
または瞬間接着剤で焦げ跡に埋め込む。
■ダニの対策について
ダニはあらゆる場所にいますが、吸引力の大きい電気掃除機をかけたり、部屋の
窓をけて風通しをよくしたり日頃のお手入れと気配りで繁殖を防ぐ事ができます。
■簡単なシミの取り方
1)ティッシュペーパー、ぬるま湯、キリフキ、白いタオル(3枚)を用意して下さい。
2)まず、カーペットに押しつけないよう、ティッシュペーパーでそっと汚れを吸取ります。
(固形物は、そっと取り除いて下さい。)
3)ぬるま湯をキリフキに入れ、汚れ箇所に吹きつけタオルで叩く様に吸取って下さい。
タオルのきれいな部分を使って、この作業を数回繰り返します。
(タオルに汚れがついてこなくなったら、汚れは取れているということです。)
上記の手順で、カーペットに汚れが残る場合は、ぬるま湯に中性洗剤を入れて
(3)の作業を行って下さい。この際、カーペットの中に洗剤を残さないように、
最後はぬるま湯だけで、(3)の作業を行って下さい。
4)汚れが取れましたら乾燥させればOKです。
■水溶性のシミの取り方
【コーヒー・紅茶・茶類】
ぬるま湯をこぼしたところにそそぎかけて、吸取紙で吸い取ってください。
そのあとは乾いたタオルで、拭き上げてください。
【チューインガム】
ベンジンかアルコールで柔らかくしてから摘み取る。どうしても取れない場合は、
ドライアイスで固めてから、たたいて粉々にする。
【しょうゆ・ソース】
汚れた部分をすばやく吸取紙で、できるだけ吸い取らせ、中性洗剤を入れた
ぬるま湯か、またはアンモニア水、アルコールで拭き取ってください。
【食用油】
ヘラかナイフで汚れを取り、ベンジンを白布につけてつまむように取り、
中性洗剤を入れたぬるま湯で拭く。
【血液】
オキシドールで拭くと簡単。または、水洗いしてから石鹸かアルコールで洗い、
アンモニアに浸す。古いシミもオキシドールで漂白。
【尿】
お湯をかけながらタオルで何回か拭く。後、酢で拭く。カーペットなどのとき、
それを少し浮かして、しばらく風通しをよくしておく。
【ふん(犬・猫)】
完全に取ることはできないが、すぐ塩水で拭き取り、水に5%のアンモニア水で
拭いたあと、中性洗剤を入れたぬるま湯で拭き取る。
【泥】
よく乾かしてから、電気掃除機で吸い取り、ぬるま湯で拭き上げる。
【タバコのこげ跡】
ウールならば歯ブラシで焦げた部分を落す。化繊や穴が空いた場合は、
部屋の隅や家具の下など目立たない部分の毛をハサミで切り、木工用ボンド
または瞬間接着剤で焦げ跡に埋め込む。
※本表に示されたのはシミ、汚れの取り方の一例です。シミや汚れが複合した
ものがあり、全てに完全とは言い切れない点が、ありますのでご注意下さい。
※カーペットの色が落ちないかどうか、目立たない所で確かめた後実施願います。
※参照文献:シンコールグループホームページ